ごっくん 禁断の隣人、昼夜を問わず終わらない誘惑-隣人の合鍵は、僕の理性を開け放つ合図だった──。
最初はただの隣人だった。けれど、あの夜、不意に鳴ったインターホンで全てが狂い始めた。「ねぇ、起きてる?…ちょっとだけでいいから、入れて?」気づけば、彼女は深夜の僕の部屋に当たり前のように上がり込む。翌朝。「おはよ。朝ごはんより、こっちのほうが欲しいな」昼下がり。「ねぇ、また来ちゃった。時間なんてどうでもいいでしょ?」そして夜。「ほら、逃げないで…全部、わたしにちょうだい」昼も夜も、彼女は僕を独り占めする。その無邪気な笑顔の奥に潜む小悪魔の牙に、僕は抗えなかった。──禁断だとわかっていても。「ねぇ、嬉しいんでしょ? 私に奪われるの」甘い囁きに、僕は何度でも堕ちていく。昼夜を問わず続く、隣人の終わらない誘惑。背徳と快楽が溶け合う、危険すぎる物語。